気温が氷点下になると、水道管が凍って水が出なくなったり、場合によっては破裂(漏水)することもあります。近年では平成28年に記録的な大寒波により、多くのご家庭で漏水の被害が出ました。当時の構成団体でも多数の修理依頼が寄せられましたが、受付体制及び工事店の処理限界、資材不足等により結果として修理完了まで長期間にいたる事例も多くみられました。
宅地内に引き込んである水道管は、お客様の財産であり、
「破損したときの修理代」「漏水時の水道料金は自己負担」となります。
つきましては、水道管やメーターの防寒対策を十分にして冬季の寒波に備えましょう。
・屋外で露出している水道管
・北側で日が当たらない場所
・風当たりが強い場所
その①
水道管の凍結が予想される場合は、蛇口から水を少量(割り箸一本分…【目安:一晩で浴槽一杯分程度】)を出しておくと凍結防止に効果があります。
なお、出した分についても水道料金がかかりますので出しすぎにはご注意ください。容器などに貯めておいて掃除や洗濯などに有効活用しましょう。
その②
市販の水道管用の保温カバーや布などで水道管(屋外の露出しているもの)を覆い、濡れないようにその上からビニールテープなどを巻きましょう。
その③
メーターボックス内部についても保温材(『発泡スチロールの破片』または『布等を濡れないようにビニール袋に入れたもの』など)を詰めましょう。
(※メーター検針については容易に出来るようにご協力をよろしくお願いします。)
その④
屋外に設置する給湯器等も凍結して故障することがあります。対策については販売店やメーカーにお問い合わせ下さい。
(※例えば、給湯器の電源をオフにしないこと や 追い焚き機能付きの給湯器の場合は浴槽に水をある程度貯めておくこと などあるみたいです。)
その①
水道管が破裂(漏水)してしまった時は、『元栓』(メーターボックス内などに設置)を閉めて下さい。
(※元栓の場所が分からない時 や 閉まらない場合 は企業団の
担当窓口(各市町毎に異なります。こちらをクリック) にご連絡下さい。)
その②
破裂(漏水)した部分をテープなどで応急処置をして、当企業団の『指定給水装置工事事業者(工事店)』に修理を依頼してください。
費用負担はお客様のご負担になります。また修理費用については工事内容及び工事店によって異なりますので、 詳しい内容は直接依頼される工事店にお問い合わせ下さい。
指定給水装置工事事業者(工事店)への意向調査により『市町別修理対応事業者一覧表』を作成しましたので、ご活用ください。
※下記リンクにPDF版もあります。【562キロバイト】
佐賀西部広域水道企業団 工務一課 給水係
TEL:0952-68-3138
FAX:0952-68-3583